【ノートパソコン】コスパ最強のLenovo Ideapad C340(14)をレビュー:クリエイターの二台目におすすめな2in1ノート
洗練されたシンプルでスタイリッシュなデザイン、画質次第で3Dゲームも遊べる高い性能、2in1コンバーチブル。
Lenovoのカジュアルクリエイター向けブランド「Ideapad」シリーズの14インチ2 in 1モデルである「Lenovo Ideapad C340 (14)」のRyzen5モデルをレビュー。
コスト重視とはとても思えない、超高レベルなPCに仕上がっています。
- Lenovo Ideapad C340 14の仕様やスペック
- Lenovo ideapad C340 14を開封レビュー
- Lenovo Ideapad C340 14の外装をチェック
- Lenovo Ideapad C340 14の性能をチェック
- まとめ:破格の安さを誇る高性能2in1ノート
Lenovo Ideapad C340 14の仕様やスペック
Lenovo Ideapad C340(14)の仕様 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen5 3500U(4C8T 2.1GHz~3.7GHz) |
メモリ | DDR4-2400 8GB (オンボード4GB、Micron DDR4-2666 4GB) |
記憶領域 | NVMe SSD 256GB(Samsung製) |
GPU | AMD Radeon Vega 8(内蔵GPU) |
外部ポート | HDMIx1 USB3.0 Type-Cx1 USB3.0x2(Powered USBx1) 4-in-1メディアカードリーダー(SD、SDHC、SDXC、MMC)×1 3.5mm マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
外形寸法/重量 | 328×229×17.9mm(幅×奥行き×厚み)/1.65kg(本体のみ) |
ディスプレイ | サイズ:14インチ 解像度:1920x1080ドット リフレッシュレート:60Hz パネル:IPS 表面加工:光沢 タッチパネル:10点マルチタッチ 筆圧感知:1024レベル |
キーボード |
日本語時配列84キー(バックライト機能あり) |
無線機能 | Realtek 8822BE Wireless LAN IEEE 802.11 a/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
付属品 | 本体 保証書 ACアダプター ワコム製アクティブペン スタートアップマニュアル |
その他 |
加速度センサー内蔵 45Whリチウムイオンバッテリー |
参考価格 | 通常126,550円、キャンペーン割引後55,660円(販売ページ) |
Lenovo Ideapad C340 14は、55,660円という超低価格でスタイリッシュなデザインと3Dゲームも遊べる高性能を両立する、非常にコストパフォーマンスに優れたノートパソコンです。
Lenovo ideapad C340 14を開封レビュー
梱包をチェック
箱はLenovoのロゴが入っているだけのシンプルな段ボール箱です。
保証を受けるのに必要な保証書と購入証明書は箱に貼ってあるので注意してください。
外箱から中身を引っ張り出すとこんな感じです。
梱包は非常にしっかりしていて、海外からの配送でも安心です。
今回は中国本土から日通・ヤマト運輸を通して配送されてきました。
箱には特にへこみなどのダメージもなく、きれいな状態でした。
本製品は受注生産品のため、注文から到着まで2週間ほどかかります。
付属品をチェック
- 本体
- 充電アダプタ
- ワコム製アクティブペン
- サポートのしおり
- 出張サービスのチラシ
- 安全上の注意と保証についての手引き
- クイックスタートアップガイド
付属品は以上の7つです。
充電アダプタをチェック
充電アダプタは20V×3.25Aの65Wで、ノートPCとしては標準的です。
コードは細くしなやかで、長さは約2mです。
基部が大きく、コンセントを縦に占有してしまうのが気になりました。
付属のペンをチェック
アクティブペンにはワコム製AESペンが付属しています。
単五電池で駆動するタイプで、USBに挿すタイプのペンホルダーが付属しています。
こちらも外装はアルミ製で、適度な重さがあって非常に使いやすいです。
筆圧検知は1024段階で、書き味はとても滑らか。
遅延も特に感じず、メモやお絵かきに最適です。
液晶タブレットの代用としても非常に優秀ではないかと思います。
ただし、付属のペンは傾き検知には非対応です。
DELL PN579Xなどの他社ワコムAESペンであれば傾き検知も可能になります。
Lenovo Ideapad C340 14の外装をチェック
外装はアルミ製で、サラサラとしたサンドブラスト仕上げです。
シャーシの剛性は非常に高いです。
端を持ち上げたりひねったりしても変形などは全くありませんでした。
とても堅牢な設計になっています。
15.6インチのノートパソコンと比較すると、14インチのC340はかなり小さいです。
最厚部17.9mmの薄さも相まって、非常にスタイリッシュな印象です。
底面の吸気用スリットはかなり大きめ。
ゴム足は横一列と左右手前側に一つずつで、左右に見える点々の穴はDolbyのステレオスピーカーです。
バッテリーの着脱はできません。
バッテリーは45Wh、1時間で80%までの急速充電に対応しています。
裏面パネルを開けるにはトルクスドライバが必要で、メンテナンス性はかなり悪いです。
C340は2in1コンバーチブルノートのため、ヒンジの開口角度は360°です。
もちろんテントモードにして使うこともできます。
ヒンジはかなり固く、テントモードなどで自重で開いてきたりはしませんが、画面の回転には力が必要です。
後面は排熱用の穴が6つ開いており、黒色のヒートシンクが顔を覗かせています。
冷却用ファンは二つで、冷却性能には期待出来そうです。
端子類をチェック
左側面には
があります。
右側面には
があります。
全体的に端子数は少ないですが、基本的な端子は網羅されています。
一般的な使い方であれば不足しているということはありません。
液晶パネルをチェック
液晶パネルは発色の良いIPS方式で、視野角は非常に広いです。
上下左右のベゼルはかなり細く、画面占有率は高めです。
グレア(光沢)液晶で映り込みがかなり気になります。
キーボードをチェック
キーボードはテンキーレスの標準的な日本語配列です。
キートップ幅は16mm、キーピッチは19mmのアイソレーションキーボードで、タイプミスしにくくなるよう配慮されています。
ただし、GやHキー周辺のキーを強めに打鍵するとキーボードが少したわむところと、」(む)キーがEnterとくっついているところが気になりました。
慣れるまでは少しタイプミスの原因になるかもしれません。
キーボードバックライトも搭載されています。
キートップの文字が少しだけ光を透過するので、暗いところでの視認性はかなり良いです。
Lenovo Ideapad C340 14の性能をチェック
定番ベンチマーク
ベンチマーク | ベンチ結果 | 画像(クリックで画像拡大) |
---|---|---|
Cinebench R15 シングルスレッド性能 |
131 cb やや遅い |
|
Cinebench R15 マルチスレッド性能 |
620 cb 普通 |
|
シングルスレッド性能 |
379.8 普通 |
|
マルチスレッド性能 |
1988.6 普通 |
|
Geekbench 4 シングルスレッド性能 |
3951 普通 |
|
Geekbench 4 マルチスレッド性能 |
11512 普通 |
|
PCMark 8 Home 日常的なアプリ |
3656 上位41% |
|
PCMark 8 Creative 写真や動画編集 |
4630 上位45% |
|
PCMark 8 Work オフィスワーク |
4329 上位41% |
|
シーケンシャルリード |
3561.7MB/s 超高速 |
|
シーケンシャルライト |
2343MB/s 超高速 |
|
CrystalDiskMark
4Kランダムリード(マルチ) |
1908.65MB/s 超高速 |
|
CrystalDiskMark
4Kランダムライト(マルチ) |
2312.15MB/s 超高速 |
|
CrystalDiskMark
4Kランダムライト(シングル) |
601.4MB/s 超高速 |
|
CrystalDiskMark
4Kランダムライト(シングル) |
106.33MB/s 超高速 |
|
インターネット速度テスト ※100Mbps回線 ダウンロード |
85.3Mbps 高速 |
|
インターネット速度テスト ※100Mbps回線 アップロード |
80.9Mbps 高速 |
Ryzen5 3500UはZen+ベース、4コア8スレッドのCPUです。
1000円高価なCore i3 10110Uモデルには圧勝、1万円近く高価なCore i5 10210Uモデル相手にも大健闘しています。
ストレージはNANDメモリ世界シェアトップのSamsung製NVMe SSDで、読み込みが約3500MB/s、書き込みが約2300MB/s。
個人用途でストレスを感じることは全くありません。
起動時間は6.2秒、シャットダウン時間は5.7秒でした。
Windows Experience indexは総合8という結果。
オフィス用途なら余裕の性能ですね。
ゲームベンチマーク
ベンチマーク | ベンチ結果 | 画像(クリックで画像拡大) |
---|---|---|
紅蓮のリベレーター 標準品質 (ノートPC) |
3537 快適 |
|
1270x720 軽量品質 |
2223 重い |
|
FFXVは非常に厳しい結果になりましたが、FFXVは最新のゲーミングPCでも手を焼く超重量級ゲームですから当然といえば当然です。
快適判定の出たFFXIVはフルHD標準品質で平均フレームレート:23.739、ローディングタイムは約30秒でした。
快適というにはややフレームレートが低すぎるような気がしますが、HD画質やWXGA画質であればもっとフレームレートは上げられます。
外出先でちょっとアイテム整理など、軽くオンラインゲームを楽しむ程度なら全く問題なくプレイできますね。
東方シリーズやノベルゲーなどの2Dゲームはもちろん超余裕。
内蔵グラフィックス「AMD Radeon Vega 8 Graphics」は非常に優秀ですね。
ベンチマーク中の温度
アイドリング時の温度は53℃、ベンチマーク中の最大温度は88℃でした。
高負荷時はやや温度が高めですが、サーマルスロットリングが起きる温度には到達していません。
超高負荷を意図的にかけ続けない限りは問題ないでしょう。
まとめ:破格の安さを誇る高性能2in1ノート
「Lenovo Ideapad C340(14)」の良い点
◎Ryzen5モデルで55,660円という破格の安さ
◎シンプルで飽きの来ない外観
◎画面が一回転する2in1タイプ
◎ワコム製アクティブペン付属
◎1時間で80%の急速充電対応
◎画質次第で3Dゲームも楽しめる高性能
Lenovo Ideapad C340(14)は、ゲームも楽しめる高性能と自由に画面を回転させて作業できる2in1機能、さらにワコム製ペンまで付属とクリエイターの方にピッタリな機能を兼ね備えながら、55,660円で購入できるという高いコストパフォーマンスが特徴です。
出先やリビングで軽く作業をするような用途であれば、間違いなくこれに勝るノートPCはありません。
家中持ち運んで作業できる気軽さを存分に味わえます。
「Lenovo Ideapad C340(14)」の気になった点
×映り込みの激しい光沢液晶
×1.69kgとやや重めの重量
×メンテナンス性の悪さ
×ヒンジの硬さ
×高負荷時の温度
液晶は発色がいい代わりにギラギラ光る光沢液晶で、目の疲れと指紋が気になります。市販の保護フィルムなどでノングレア、もしくはハーフグレアにするのがおすすめです。
また、高い剛性と多機能の代償として重量がやや重めです。薄型筐体なので持ち運びはしやすいですが、長く抱えていると疲れてしまうかもしれません。
メンテナンス性の悪さと高負荷時の温度は薄型PCの宿命ですね。
おすすめしたい人
「低価格」「高性能」「汎用性」を求める人にぴったりです。
日常使いでストレスなく使える機能と性能を完璧に備えているので、非常に満足度の高いノートパソコンに仕上がっています。
安くても動作が重いパソコンは嫌だ!という人にはこれで決まり。
以上、『【ノートパソコン】コスパ最強のLenovo Ideapad C340(14)をレビュー:クリエイターの二台目におすすめな2in1ノート』でした。
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